先日、エアリアルヨガのクラスを受講した際、先生がこんなお話をしてくださいました。
「結果を出しているスポーツ選手はイメージトレーニングがうまい」。
自分の体の動きを正確にイメージできている方ほど、その動きを忠実に再現できるそうです。
もちろん、その運動ができるだけの筋力やテクニックなども必要なのだと思いますが、それらを持っていても、使うことができなければ結果は出ないので、大前提として「イメージできるかどうか」はとても重要なことなんだとか。
その時、ふと思ったことがありました。
「私は自分の幸せをきちんとイメージできているだろうか?」
「イメージに必要な自分の幸せな状態を明確にわかっているだろうか?」
自分の体を使って何かを成していく、という観点では、スポーツも幸せの実現も同じです。
この、自分の中でのイメージ、無意識で抱いているイメージや持っている感覚は、意外と大切なのではないかと思いました。
また、エアリアルヨガをしている最中にも気づいたことがありました。
その日私はエアリアルヨガを初めて体験したのですが、先生の動きを真似ているつもりが、鏡を見るとまったくできていない自分の体が映っていました。
特にハンモックを使ってぶら下がり、上下・前後が逆になるポーズなど、過去にしたことがないような動きをする時、頭と体が連動していないというか、同じようにしているつもりなのにまったくできていないのです。
でも、先生に介助してもらうと、その動きは何の問題もなくすることができ、その後は1人でもできるようになりました。
私の体に能力がないわけではなく、体の感覚を含め、その動き方を知らなかったからできなかったのです。
つまり、脳でも体でも、自分が知らないことは実現できないということ。
でも、知っていたら、わかっていたら、実現できる。
知らないことはできないように、イメトレには、自分が知っている、わかっていることも必要なのだということを実感しました。
If you can dream it, you can do it.
夢見ることができれば、それは実現できる。
というウォルト・ディズニーの名言もありますが、この夢はイメージという言葉に置き換えることができるかと思います。
イメージすれば、そのイメージは実現して現実になる。
そしてそのイメージは、良いことも、もちろん悪いことも、実現する。
まずは自分がどんな時に幸せを感じるのか、その状態を心と体で知る。
同時に、無意識にでも嫌なイメージはしない。
それらを意識できたら、実行できたら、日々の幸せな時間が増えるかな、と思いました。
また、もう少し大きな夢や自己実現、なりたい自分像を叶えることにも役立ちそうです。
いつも幸せな気持ちで過ごしている自分、
望みや願い、夢を叶えて幸せをかみしめている自分。
その時の自分の顔、感情、体の感覚。
これらがはっきりと鮮明にイメージできるようになったら、自分にとっての幸せが実現するのはすぐかもしれません。
ちなみに私の幸せのひと時のひとつは、レストランなどでゆっくりと時間をかけて楽しむ食事の時間。
心も身体も満たされる瞬間です。
こういう時間を意識的に増やすだけでも、日々の幸福感は増すのかもしれません。
本日も「Happy Method」をお読みくださり、ありがとうございました。
幸せのイメトレで、皆さまの幸せな日々が実現しますように。